はじめに
こんにちは!「シカクログ」運営者のmatsuriです。
今回、ついにServiceNowの認定資格「CIS-ITSM(Certified Implementation Specialist – IT Service Management)」に合格することができました!
正直に白状しますと……実は1回目は不合格。2度目の挑戦でようやく掴み取った合格です。
これまでCSAやCADと順調に合格してきましたが、ITSMはそれらとは一味違う「実装レベルの深さ」が求められる難敵でした。しかし、一度落ちたからこそ、試験の傾向や「どこを重点的に学習すべきか」が明確に見えてきました。
ネット上には「一発合格」のキラキラした記事が多いですが、この記事では**不合格を経験した私だからこそ伝えられる「リアルな対策」と「リベンジのための学習法」**を包み隠さず公開します。
1回目で苦戦している方、これから万全の態勢で挑みたい方にとって、最短リベンジのロードマップになれば幸いです。
CIS-ITSM試験の概要
まずは、試験の基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | Certified Implementation Specialist – IT Service Management |
| 問題数 | 60問 |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格ライン | 非公開(70%前後といわれることが多い) |
| 試験形式 | 選択式(単一・複数) |
【重要】問題数の変動について
試験の概要はCSA、CADの時と変わりません。
ただ、私が試験を受けたときに少し例外がありました。
それは、問題数が60問から58問になっていたことです。
SertviceNowの公式で出されている試験仕様書を確認すると60問と記載されており、実際の試験の問題数と乖離がありました。
結論からお伝えすると、この時期は問題数が58問だったようです。
私のほうでServiceNow側に確認したところ、私が受けた時期は問題数を58問にしたそうです。
今回は一時的な措置のようで試験仕様書の内容を変更するなどはしなかったようです。
合格点数については、きちんと問題数に合わせて調整しているようですので、そこは安心していいようです。(合格点数がわからないので本当かわかりませんが、、、)
それ以外について、CSA,CADの時と条件は同じでした。
今回のような、告知なしの変更もあるようですので、おかしいと思った場合はServiceNowのヘルプセンターに問い合わせてみてもいいかもしれません。
以下にヘルプセンターへの起票記事を添付しますので参考にしてください。
【体感】他の資格と比較したITSMの難易度
結論、DF >ITSM > CAD > CSA という感じになります。
DFほど、情報がないわけではないのでめちゃくちゃ難しいとは感じませんでしたがCSAやCADよりかは2段階ぐらい上の難しさでした。
難しいと感じた点は、ITSMを構築する上での流れやできることの把握です。
例えば、problem managementではどのような流れで進み、その中で誰が何をするのか、できるのかを把握する必要があります。
ただ、そこさえちゃんと理解し、把握しておけば余裕で受かると思います。
私は1回目の試験はそこをちゃんと把握できておらず、試験も4回目ということで気が緩んであり不合格をなってしまいました。
皆さんも気を緩まず、試験に挑んでください。
合格までに費やした期間と1日の学習時間
学習期間と時間は以下になります。
- 学習期間:約1.5か月
- 総学習時間:90時間程度(平日1.5時間、休日3~4時間)
- 勉強のタイミング:通勤電車 + 帰宅後(実機操作もあり)
私はServiceNowを業務で使用したことがないので、少し念入りに勉強しました。
ServiceNowを業務で使っている方やこの記事を読んでいる方だったら、ここまでの時間をかけなくてもいいかもしれません。
1回目を受けたときは総学習時間は65時間ほどでした。その時の結果は正直、後1~2問あっていれば合格できていたであろう結果でした。
そのため、2回目は理解できていなかったところを重点的に勉強し、その1週間後に受けて余裕で合格できました。
CIS-ITSMの合格を支えた学習リソース
私は主に以下3つの学習を行いました。
1,NowLearningでの公式コースの読み込み
2,実機での操作
3,問題集
ここは正直、CSA・CAD・DFの時と変わりがないです。
この3つを念入りにやっておけば必ず合格できます。
1,NowLearningでの公式コースの読み込み
結論、公式コースに関係のない問題は出てこないので読み込めばすべての問題に答えることができます。
私は通勤電車と帰宅後にひたすら公式コースを何度も読み込みました。(3~4周ほどしました。)
熟読した公式コースは以下2点です。
・IT Service Management (ITSM) Fundamentals [日本語]
・IT Service (ITSM) Implementation [日本語]
【合格者アドバイス】公式コースの読み進め方
すべての内容を覚えるのは大変なので以下3点を意識して覚えて、理解するのがコツです。
- 問題に出てきそうなもの
- 黒太文字や赤文字
- 気になった文言
今回はITSMを構築する上での流れやできることを把握することが重要です。
項目ごと(problem Management、change Managementなど)でどのような流れで進み、どのロールが何ができるのか、何をしないといけないのかを理解、把握してください。
試験ではよく、どのロールが何ができるのか?、そのセクションでは何を決定する必要があるのか?などを聞かれました。
ITSMの試験では「Service Portfolio Management」と「Configuration Management Database」はそれぞれ出題割合が5%なので、勉強に時間をかけないほうがいいかと思います。
「Configuration Management Database」に関しては、DFの試験を受けていると思うのでその時の知識で十分対応できると思います。
また、公式コースで重要になるのが”ナレッジチェック”です。
実際の試験ではナレッジチェックに似た問題が出ていたので、必ずすべて解いてください。
ただ解くだけでなく、なぜその選択肢になるのか、またなぜその選択肢は間違いなのかまで落とし込めるとグットです。
2,実機での操作
公式コースの中で実機を触る部分があるのでそちらを反復してやってみてください。
実際の問題でも、どのタブからその操作ができるかなどの問題もいくつか出ていたので実機を触っておいたほうがいいです。
【合格者アドバイス】実機操作の進め方
実機を触る際も、このタブにはこんな設定できるのかとかこれを開くにはこういう流れになるのかなどを意識して触ってみてください。
触ることによって、イメージがつきやすく、流れも理解しやすいので重要です。
3,問題集
私はネット上にある問題集も何個か解きました。
問題集を解いたほうがいい理由は以下3点です。
1,内容の理解に役立つ
2,弱点を見つけることができる
3,どのような問題が出てくるのか予想ができる
1,内容の理解に役立つ
問題は問題文に答えの説明が書かれています。
なので、答えの理解にかなり役立ちます。
1つの文言に対して、多くの内容が書かれているところ(公式コースなど)から見つけるのは苦労しますが問題を見ればその文言の説明が問題文としてシンプルに記載されているのですぐに理解ができ効率がいいです。
2,弱点を見つけることができる
問題を解くと自分が理解できていなかったところを確認することができます。
ServiceNowの試験では捨てる項目、問題などなく、まんべんなくすべての内容を理解する必要があるので、自分が理解できていないところなどは把握しておく必要があります。
弱点を理解し、対策することで合格に近づくことができます。
3,どのような問題が出てくるのか予想ができる
コースの読み込みだけだと覚えた部分がどのような問題として出てくるのか想像するのが難しいです。
問題集を解くと、この文言はこのような問題として出すことができるのかと知ることができます。そこから、また解いていく中でこんな問題の出し方ができるなど予想しながら問題を解くことができるので、理解と暗記の効率が上がります。
実際に似たような問題が出てくることが多々あります。
問題集はネットにあるものでもいいですし、実際試験を受けた私が作成した以下オリジナル問題もあるのでぜひ活用してみてください。

まとめ:CIS-ITSMはServiceNowを使いこなす「真髄」になる
CIS-ITSM(IT Service Management)は、ServiceNowに関わるすべての人にとって、プラットフォームの本質を理解するための「最重要資格」です。
私自身、1回目の挑戦では苦い思いをしましたが、不合格を経験したからこそ、この試験が求める知識の深さや、業務プロセスの重要性を真に理解することができました。2回目の挑戦で掴み取ったこの合格は、一発合格以上に私の大きな自信へと繋がっています。
この試験で学ぶ「インシデント」や「変更管理」といった知識は、単なる資格取得にとどまらず、ServiceNowを使って現場の課題を解決するための「一生モノの武器」になります。
この記事が、今まさに挑戦している皆さんや、一度悔しい思いをした方の再挑戦を後押しするヒントになれば幸いです。一歩ずつ、共にServiceNowの世界を広げていきましょう!


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