【ServiceNow】コードが書けなくてもCAD(Certified Application Developer)に受かる?IT未経験が1ヶ月で合格した攻略法

CAD

はじめに

「ServiceNowの認定開発者資格(CAD)に挑戦したいけれど、プログラミング経験がない自分には無理じゃないか……」

そんな不安を抱えていませんか?

私も5ヶ月前までは、JavaScriptなんて一行も書けない、完全なIT未経験者でした。ServiceNowの管理画面を見るだけで精一杯だった私が、今回、認定開発者資格である「CAD(Certified Application Developer)」に一発合格することができました。

CAD試験は、CIS-DF(設計・基盤)に比べてよりエンジニア寄りの知識が問われる、一筋縄ではいかない試験です。しかし、実際に受験してわかったのは、**「コードを書くセンス」よりも「ServiceNowの開発ルールを正しく理解すること」**が合格への一番の近道だということです。

この記事では、IT未経験の私がどのようなスケジュールで学習を進め、どんな壁にぶつかり、それをどう乗り越えて一発合格を掴んだのか、その全記録を公開します。

これからCADを目指す皆さんの不安が少しでも解消され、最短ルートで合格を手にしていただけるよう、私が実際に活用した勉強法や重要な対策ポイントをぎゅっと凝縮してまとめました。

Certified Application Developer (CAD) 試験の概要

まずは、試験の基本情報を整理します。

項目内容
正式名称Certified Application Developer 
問題数60問
試験時間90分
合格ライン非公開(70%前後といわれることが多い)
試験形式選択式(単一・複数)

CSAのときと条件はほぼ同じです。
ですので、CSAと時と同じで感覚で受けて問題ないです。

【重要】CADは「コーディング」の試験ではない?

「開発者試験」と聞くと、真っ白な画面にコードを書き進めるような実技試験を想像するかもしれません。しかし、実際に受けてみてわかった最大の驚きは、**「実は、ゼロからコードを書かせる問題はほとんど出ない」**ということです。

試験で問われるのは、「美しいコードを書く力」ではなく、以下のような**「ServiceNow開発のルール」**です。

  • 「どこに」書くべきか: ブラウザ側(Client)か、サーバー側(Server)か。
  • 「どのAPI」を使うべきか: g_form なのか gs なのか。
  • 「いつ」動くのか: レコードを保存する前(Before)か、後(After)か。

つまり、CAD試験は**「JavaScriptの試験」ではなく、「ServiceNowというプラットフォームの使いこなし術」の試験**なのです。

「if文の意味がなんとなくわかる」「変数の代入がわかる」程度の基礎知識さえあれば、あとはServiceNow独自の作法を覚えるだけで、未経験からでも十分に合格圏内を狙えます!

たとえば、こんな問題は出ません:
× 「複雑なアルゴリズムをJavaScriptで記述しなさい」

実際に出るのはこんな問題です:
〇 「ユーザーがフォームを開いた瞬間にメッセージを出したい。どのスクリプトを使うべき?」
〇 「サーバー側でユーザーのロールをチェックするAPIは g_usergs.hasRole() のどっち?」

【体感】他の資格と比較したCADの難易度

結論、ServiceNowの資格の中ではそこまでむずかしくはなかったです。
CSAよりかは少し内容が専門的で深堀していくので難しかったですが、ちゃんと内容を理解して対策すれば問題なく一発合格ができます。
詳しい学習内容は後ほど記載します。

合格までに費やした期間と1日の学習時間

学習期間と時間は以下になります。

  • 学習期間:約1か月
  • 総学習時間:50時間程度(平日1時間、休日3~4時間)
  • 勉強のタイミング:通勤電車でのインプット + 帰宅後の実機操作

CADの試験はほかの方の記事を読んでも、CSAの時より短い学習時間で合格されている場合が多いです。
私はServiceNowを業務で使用したことがありません。
そのためServiceNowを業務で使っている方やこの記事を読んでいる方だったら、ここまでの時間をかけなくてもいいかもしれません。

CIS-DF一発合格を支えた学習リソース

私は主に以下3つの学習を行いました。

1,NowLearningでの公式コースの読み込み
2,実機での操作
3,問題集

1,NowLearningでの公式コースの読み込み

結論、公式コースに関係のない問題は出てこないので読み込めばすべての問題に答えることができます。

私は通勤の電車の中でひたすら公式コースを何度も読み込みました。

【合格者アドバイス】公式コースの読み進め方

すべての内容を覚えるのは大変なので以下3点を意識して覚えて、理解するのがコツです。

  • 問題に出てきそうなもの
  • 黒太文字や赤文字
  • 気になった文言
  • コードの内容は理解しなくてOK重要なのは、どこにどのタイミングでどのAPIを使うかを理解する必要があります。

特に私は以下コースの公式資料を読み込みました。
・Application Development Fundamentals On Demand [日本語]

上記コースを開くと動画形式で進んでいきますが、動画が英語で字幕の日本語を見ながら進めていかないといけません。私は字幕を見ながら進めるのが苦手なので、このコース内にある項目「電子書籍を取得する」より、日本語資料がダウンロードできるのでそちらを読み込みました。
その資料は3~4周ほど読み込みしました。

上記コースを読み込んだ理由は試験仕様書を確認すると、試験範囲が上記コースの内容だったためです。実際、上記コースの内容の問題がほとんどでした。

2,実機での操作

公式コースの中で実機を触る部分があるのでそちらを反復してやってみてください。
実際の問題でも、どのタブからその操作ができるかなどの問題もいくつか出ていたので実機を触っておいたほうがいいです。

【合格者アドバイス】実機操作の進め方

実機を触る際も、このタブにはこんな設定できるのかとかこれを開くにはこういう流れになるのかなどを意識して触ってみてください。


触ることによって、イメージがつきやすく、流れも理解しやすいので重要です。

3,問題集

私はネット上にある問題集も何個か解きました。
問題集を解いたほうがいい理由は以下3点です。

1,内容の理解に役立つ
2,弱点を見つけることができる

3,どのような問題が出てくるのか予想ができる

1,内容の理解に役立つ

問題は問題文に答えの説明が書かれています。
なので、答えの理解にかなり役立ちます。
1つの文言に対して、多くの内容が書かれているところ(公式コースなど)から見つけるのは苦労しますが問題を見ればその文言の説明が問題文としてシンプルに記載されているのですぐに理解ができ効率がいいです。

2,弱点を見つけることができる

問題を解くと自分が理解できていなかったところを確認することができます。
ServiceNowの試験では捨てる項目、問題などなく、まんべんなくすべての内容を理解する必要があるので、自分が理解できていないところなどは把握しておく必要があります。
弱点を理解し、対策することで合格に近づくことができます。

3,どのような問題が出てくるのか予想ができる

コースの読み込みだけだと読み込んだ部分がどのような問題として出てくるのか予想するのが難しいです。問題集を解くと、この文言はこのような問題として出すことができるのかと知ることができます。そこから、また読み込んでいく中でこんな問題の出し方ができるなど予想しながら読み込むことができるので、理解と暗記の効率が上がります。
実際に似たような問題が出てくることが多々あります。

問題集はネットにあるものでもいいですし、実際に試験を受けた私が作成した以下オリジナル問題もあるのでぜひ活用してみてください。

まとめ:CADはServiceNowを「自由自在に操る力」になる

「開発者試験」という名前の響きに、最初は気後れしてしまうかもしれません。しかし、ここまでお伝えした通り、CADは決して「天才プログラマー」を目指す試験ではありません。

この試験を通じて手に入るのは、ServiceNowという巨大なプラットフォームを**自分の思い通りに動かし、業務の課題を技術で解決するための「ルール」と「自信」**です。

IT未経験だった私が、1ヶ月でこの資格を手にすることができたのは、特別な才能があったからではありません。ただ、本番特有の「お作法」を理解し、正しい対策を繰り返しただけです。

もし今、あなたが「自分にできるかな」と迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。CADに合格したとき、あなたの目の前には、これまでとは全く違う「自由自在なエンジニアとしてのキャリア」が広がっているはずです。

あなたの挑戦を、心から応援しています!

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